金蘭千里中学校・高等学校

中高一貫・男女共学

大阪府吹田市藤白台5丁目25番2号

TEL:(06)6872-0263

きょういく

大学受験

医学部

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医学科受験対策

小論文・面接の個別指導

医学科の小論文や面接の指導者を
固定し、専門性の高い指導を実現しています。

医学科の小論文面接は、動機や覚悟の薄弱な志願者を
見極めるために行われています。
中等教育としては、小手先の対応テクニックを
植え付けるのでなく、 大学の要請に応じて、
いわば医学科0年生としての心構えができているかを
しっかり問わなければなりません。
本校では、医学科の小論文や面接の指導者を固定し、
専門性の高い指導を実現しています。

卒業生の声

「入学時は中の下の成績でしたが、
阪大に2位の成績で合格できました。」

砥綿優成さん
2024年大阪大学医学部医学科 前期入試現役合格

私が金蘭千里を志望した理由は、金蘭千里が自宅から近いため勉学に集中しやすい環境であるということと、医学科に強い学校であるということです。

私が医学科を志望した理由は、治すことが困難な病気に苦しむ人々を精神的・身体的にケアするためにホスピスを開設したいと考えたからです。大阪大学では、早い段階から医療の現場に触れることの出来るプログラムがあり、希望すれば地域医療に携わる事ができ、人脈も作れるだろうから、ホスピスの開設に近づけると考え志望しました。

大学受験にあたって20分テストが大いに役立ったと思います。私は金蘭千里入学時、中の下の成績でしたが、その悔しさをバネにして日々の20分テストに取り組むことで勉強の習慣が付き、それが学力の礎となりました。20分テストは過去数週間の授業内容から出題されるので勉強した事が成績に直結しやすく、頑張れば頑張るほど良い成績が取れ、モチベーションが上がりました。また、成績を見せ合い、周囲の友人とも切磋琢磨しました。その結果、中一の終わり頃には校内順位が上がりました。中二から外部の模試を学校で受けるようになると思うように成績が取れなかった時もありましたが、先生にテスト復習の大切さを教えていただき、昔の20分テストの内容から復習すると、外部模試でも徐々に成績が上がっていきました。

高一時に、先生に一学年上の模試も受けるようアドバイスを頂きました。当初は非常に難しかったのですが、これを続けていくうちに、徐々に慣れてきて、高二時の冠模試では実戦・オープンともにC判定を取れ、高三の秋の冠模試では実戦・オープンともに3位以内に入ることができ、余裕を持って本番を迎えられました。受験では浪人生の方とも戦わなければならないので、一年先を見据えるということには重要な意味があったと思います。また、個別指導のおかげで、面接も落ち着いて受ける事ができ、大阪大学医学部医学科に塾に行くことなく現役で(全受験生中2位の成績で)合格する事が出来ました。

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「受験勉強は苦ではありませんでした。
高3の時の楽しみは学校に行くことでした。」

関谷琴葉さん
2024年近畿大学医学部医学科 一般入試現役合格

母に誘われ小6の12月の学校説明会に行き、キャンプや自然研修などの宿泊行事があったり、部活動が充実していたり、何より在校生がとても楽しそうだったので金蘭千里を第一志望にしました。

私が本格的に医学科を志望し始めたのは高校2年生の終わりくらいからです。それまでは医療系のドラマが好きだったので興味はありましたが、成績や進路に向き合いたくなかったので、部活で忙しいという口実を自分の中で作って目を背けてきました。しかし、高2の末に吹奏楽部顧問で進路アドバイザーの渡辺先生にこのまま頑張れば受かると励まされ、医学科志望が固まりました。

私は吹奏楽部に所属していました。規定の練習は週4日でしたが、部活が好きすぎるあまり、(正規の練習日にクラブを休んだ人のための)補充練習の日にもこっそり部活に行って部活週6日生活を送っていました。毎日7時に帰宅すると眠くて勉強どころではありませんでした。それでも毎朝20分テストがあるので最低限の勉強はしなければなりません。このように毎日テストを受け、間違ったところを復習する習慣がついたことで基礎学力が定着したと思います。毎週クラス内順位の配信も、負けず嫌いな私には良い刺激になりました。

高校3年生の1年間は勉強漬けの日々でしたが、20分テストを5年間受けてきたおかげで受験勉強はそんなに苦ではありませんでした。高3の時の私の楽しみは学校に行くことでした。友達とたわいも無い話をして笑ったり、気分転換に部活の練習に参加し、後輩に会い、コンクールに出場し、とにかく金蘭千里の誰かと一緒にいる時間が幸せでした。何度も不安や焦りでしんどくなってしまうこともありましたが、担任の森真哉先生がいつもポジティブな言葉をかけてくださり頑張ろうと思うことが出来ました。そして、塾にほとんど行かずに医学科に合格することができました。

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推薦型・総合型入試の実績(過去3年間)

2025年 推薦6名 総合2名
2024年 推薦5名 総合2名
2023年 推薦2名

Medit授業

“学び方を学び”ながら、
医療と医学と社会をより身近に考えていきます。

順天堂大学STEAM教育研究会の「Medit Lab」と連携して、中高合同で医学や医療を現場目線で学ぶワークショップを開催しています。
医学にはSTEAM(理数教育に創造性を加えた教育理念)の発想と非常に似ているところがあり、医学や医療をより多角的な視点から学ぶことができます。

医療・救急ワークショップ

医学生による実践的講習により、
医療について主体的に考えます。

希望者対象で、医学生による実践的講習を行います。
班別に症例が与えられる救急のシミュレーション、チーム医療の観点から医療にまつわる多くの職種がどう関わるかを考えるワークなどを行ったうえで、医療を学ぶ生活などについて、ざっくばらんにお話を伺います。
現場さながらに、主体的に考える時間が重視されているのが特徴です。

将来

2

将来を考える
講演会

国際講演会

国際機関で働く人たちのお話を
英語で聴き、世界へ目を向けます。

質疑応答も英語で行います。

進路講演会

卒業生に将来像を重ね、
「将来、自分のしたいものは何か?」
を想起します。

高校では、「進路講演会」として様々な業種で活躍する卒業生などに講演して頂きます。具体的な進路を見定める大切な時期に、大学への合格のためだけではない将来像を描く一助になります。

進路

3

進路指導
の方針

生徒の意志を尊重

学校としての合格実績より、
生徒の意志を尊重します。

進路指導に際しては、大学も学部も完全に生徒の意志を尊重します。
世間一般では、合格実績の数字を向上させるための指導をする学校も
あるようですが、本校ではそのようなことは行いません。
「偏差値的には余裕を持って行ける大学」でも、
本人のイメージする将来にふさわしければ、惜しみなくサポートをします。

推薦・総合型
入試

個別対応

多様化、個別化する入試への対応。

近年の大学入試は、総合型選抜と学校推薦型選抜による入学者が
半数を超えるようになってきています。
本校は、20分テストをベースにした基礎学力と
学校行事・クラブなどで身につけるコミュニケーション力に加え、
生徒一人ひとりに応じた個別指導(類題演習や模擬面接も含む)で、
生徒の進路希望を実現させています。